現代は様々な思想・宗教・哲学が存在している。かつてこれほど幅広い選択は無かっただろう。

若い人は『会いに行けるアイドル』に熱中したり(アイドルが本尊)応援の為に人生の時間と金を限界まで費やしたり、オンライン・ネットゲームに熱中したり(ネトゲが本尊)。ガチャによる重課金が社会問題として扱われた。かつて無かったようなライフスタイルが新たに出現してきた。

一方で会社人間(会社が本尊)もまだまだ多い。近年では、ブラック企業と呼ばれる悪質な企業が、労働者の『やりがい搾取』してこき使う問題も指摘されている。

或いは趣味や習い事を何よりも優先させる人も多い。旨い物を食べ歩くのが好きで週末になると必ず有名店を巡る人もいる。地域の祭りが一年間の中心として生活する人達がいる。岸和田のだんじりや諏訪の御柱祭など(祭りが本尊)

ギャンブル(ギャンブルが本尊)、パチンコや競馬に人生を費やす、アルコール中毒(酒が本尊)、麻薬(麻薬の快楽が本尊)、

現代では、拝金主義が圧倒的に多い。「金さえあれば」資本が根源である。

日本会議のように国家主義・天皇を本尊とする信奉者も多い。

己の理性を本尊とする人もいる。

(日本では)戦前から共産主義を本尊にした人も多かった。現在もいる。

その国・社会・時代における大衆心理。(戦時中の日本の風潮)。そのような思想・風潮に人は無意識のうちに支配されているものだ。マスメディアが作り出す。戦時中はお国の為に、天皇の為に奉仕することが美徳とされていた(本尊)。

人間は必ず何かを本尊とする。その本尊によって影響を受ける。その本尊の思想レベルが低いか高いかの違いだ。高い思想レベルの本尊を持たなければ次元の低い本尊を受け入れる。具体的にいうと、何の哲学も無い一般人は拝金主義の風潮に陥りやすいのが現実だ。だからこそ高い次元の本尊を根本としなくてはならない。




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