かつて池田名誉会長は『無冠の友』配達員へ激励のメッセージを贈った。

広宣流布のための「破邪顕正の活字文化」――「聖教新聞」を配っておられる“無冠の友”の皆さまこそ「最高の正義の人」である。
「聖教新聞」の配達には、それ自体、折伏に通ずる功徳が現れる。永遠の生命から見れば、絶対に「勝利者」となる。究極的な幸福境涯となることは間違いない。
「配達即折伏」「配達即広宣流布」「配達即友好活動」「配達即拡大」である。
どうか“無冠の友”の皆さまは、お体を大切にしていただきたい。寝不足にならないよう、聡明に工夫しながら、「絶対無事故」でお願い申し上げたい。
「無冠即無事故」「無冠即健康」「無冠即長寿」「無冠即福徳」であれと、私も妻も、毎日、真剣に祈っている。
(『池田大作全集』第92巻所収)

これを読んで『違和感』を抱いたのは、果たして私だけだろうか。池田名誉会長は『会員の配達ありき』が大前提の発想なのである。

過酷な配達環境

これを書いた名誉会長は、真冬の北海道や東北での配達がどれほど危険かわかってるのだろうか?

配達作業で一番厳しい環境が、冬の北陸・東北・北海道の朝の配達だろう。創価バリ活ブロガーの記事(しばれた朝 記録的冷え込み 嵐の後の悪路面 最悪のコンディション 雪深い中の配達)を見れば一目瞭然である。これほど過酷な環境なのだ。真冬の大雪の日に、自分でやってみればいい。真冬の極寒の朝。悪天候の日。視野が悪い状況。雪が積もった道。自転車なら転倒リスクが高い。大怪我をするかもしれない。屋内との寒暖差も激しいので血圧サージ(血圧急上昇)が心配だ。

こんな環境下の『無冠の友』に対しても、『「絶対無事故」でお願い』だの、よくもまぁ言えたものだ。

配達員の奮起

配達員は『永遠の師匠』からの激励のメッセージで奮起するのだろう。極寒の早朝でも、荒れ狂う天候の日でも、「池田先生のお手紙を伝えるのだ!」と頑張って配達に勤しむのだろう。その結果、怪我をしたり、事故が起こったらどうするのだろうか。

本当に会員の体が大切ならば

本当に会員の健康を大切に思うなら、『お体を大切にして』欲しいのなら、即座にネット版に完全移行するか、或いはプロの業者に配達委託するかの提案をするだろう。それすらせずに、会員を都合よく使う事しか念頭にないのだろうか?


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