某三人組や宿坊の掲示板で頻繁に繰り返される執行部批判。現執行部を『この一凶』と断じて諸悪の根源のように徹底批判しているが、本当にそうなのだろうか。

現在の創価を作り上げたのは池田名誉会長

2010年以降表に出なくなった池田名誉会長。その時期より前に体制を戻せばバラ色の創価になるとでも思っているらしいが、池田名誉会長が表に出ていた時期も問題は山ほどあったのだ。会員の重い負担、新聞の多部購読、無冠の友と呼ばれる新聞配達の負担、チケットや書籍の担当負担、選挙活動、財務負担、集金負担、今と何も変わらないではないか。そもそも、このように会員に重いノルマ負担を強いる創価組織を作り上げたのが池田名誉会長なのである。

公明党を結党して会員に選挙支援活動をさせたり、巨大な本部組織群を作って、その周りに外郭団体を数多く設立して、肥大化させて、その運営維持のために会員に重いノルマ負担を強いる組織を作り上げたのは他ならぬ池田名誉会長その人なのだ。

その現実に見向きもせずに池田絶対主義者達は、まるで2010年以前は創価が『理想の楽園』だったかのような主張をしているのである。頭の中がお花畑すぎて痛々しい限りである。

仮に体制が入れ替わっても

仮の話だが、このような主張をする人達が『創価の組織革命』によって創価の実権を握ったとすると、その体制はやはり同じような会員の重いノルマ負担の元に構成される組織運営になるのだ。本質的には何も変わらないのである。

彼らの思想は「池田先生の指揮時代が絶対的に正しい」「その時代は会員が幸せだった」ありきなのである。ここに根本的な間違いがあるのだ。そこを根本にするから、今の重いノルマ負担を現執行のせいにしたり、何でもかんでも現執行部が悪いことにしないと都合が悪くなるのである。その一方で少しでも池田名誉会長に関して都合の悪い情報が出てくると『シャッター』を下ろして絶対に受け入れようとしない。彼らは教条主義的な傾向が非常に強いのである。

本質的な組織改善を

美化された偶像を追い求めても虚しいだけである。池田名誉会長の実像を真摯に追及し、ありのままの『人間・池田大作』を直視して欲しい。組織改革を望むのならば末端会員の負担を減らしてあげる方向で最善を考えるべきだ。本当の意味での組織改善を目指して欲しいものである。


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