創価学会は、公称会員数827万世帯という日本最大級の宗教組織であるが。創価の未来はどうなるのだろうか。

進む高齢化

組織の高齢化が進み、未来部・青年部は衰退する一方である。今の年配の活動家の方々が、やがて鬼籍に入り、世代交代が進むと、もはや今のような活動家は維持できないだろう。今までは地区や支部単位で会合が中心だったが、将来は本部単位でやっと人が集まる感じになるのだろう。

選挙活動も今のような陣容は維持できない。そうなると縮小せざるを得ない。公明の国会議員数や都の議員数、地方の議員数も縮小していくだろう。活動家の大幅減少は組織にとって憂慮する事態である。

支配体制の強化

こんなことは信濃町界隈の連中が一番良く分かってるだろう。何しろ一番実態を把握しているのだから。彼らは、この先も宗教でメシを食っていく為に組織維持に誰よりも必死になっていることだろう。

会則変更で歴代会長を『永遠の師匠』と偶像化し、人間革命をバイブル化し、『創価学会仏』という組織そのものに無謬性を与えて、将来の組織維持の為に支配体制の準備を着々と進めている。また大御本尊も『受持の対象にしない』と変更し、宗門と完全に決別して影響を完全に排除しようとしている。

組織運営に対して批判的な人達の排除にも積極的に乗り出してるようだ、役職を閑職にしたり、査問を行ったり、反組織的な勢力が増えない為に躍起なのだろう。

創価のブランド化

ブランド戦略も着々と進んでいるようである。ここ数年、佐藤優氏との関連が非常に多くなった。潮で対談も特集されている。外部の識者によって創価を評価して貰う事によって、創価のブランド化を定着する狙いなのだろう。TVCMなど広告でイメージアップを狙う戦略も積極的に行っている。メディアに多額の広告費を与えて創価に対する批判を黙らせている効果も大きい。

このようにして創価ブランドを固めて、信濃町本部に絶対的な権力を集中させて、会員を偶像崇拝のコントロール下に置き、万全の統治体制を目指しているのだろう。

負担の更なる増大

将来は今の半分以下になった活動家から、広布基金を求め、選挙活動を求め、新聞や民音や各種チケットの担当を求めなくてはならない。巨大な本部組織や外郭団体を維持しなければならないのだから、末端の会員の一人一人の負担は、当然ながら大幅に増加する。信濃町界隈の宗教貴族どもを養うのは大変だろう。

永遠の師匠の去った後

『永遠の師匠』が去った後は、もう「池田先生の御承認を頂いております」という『錦の御旗』が使えなくなる。それ以降の教義改正や公明党の政策で今までのような強引な『中央突破』は難しくなるだろう。強行しようとすると、池田絶対主義者の人達の猛反発を招き、下手をすると大きく分裂しかねない事態になる。今後は池田絶対主義者の人達がいよいよ発言権を増していくだろう。

池田名誉会長のスピーチや関連書籍での発言の『解釈論』で大きく意見が分かれるだろう。過去の発言を引用して執行部体制と組織運用に肯定的な解釈をする人達と、執行部体制と運営を批判し「池田先生の時代に戻れ」と主張する人達と、様々な解釈論が飛び交うようになるだろう。

戸田会長が死去した後、外部から「創価学会は分裂する」と指摘されたが、池田大作というカリスマが存在した為に、組織をまとめ発展させることが出来た。しかし、今の創価にカリスマは存在しない。今後も二度と登場しない。

もう名誉称号の授与パフォーマンスが使えなくなる。機関誌の内容はどうなるのだろうか。穴埋めに、SGI組織のセミナー等の記事を増やすのだろうか。激励のメッセージも掲載できなくなる。

国政への維持を諦め守勢に

やがては国政から手を引くことになるだろう。これまで構築してきた永遠の師匠のイメージを最大限にアピールした路線へと舵を切ると思われる。これまでの攻めの姿勢から守勢に路線転換するだろう。平和と人権と対話重視の団体という看板を今以上に強調するだろう。

日本の会員数は大きく減少するのは確実視されている。いずれ池田家から会長が就任するだろう。その後、代々世襲すると予想される。その点は他の教団と同じだろう。



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