我が家も人間革命、新・人間革命を全巻揃えているが、昔はバイブルのように貪るように読んでいた。かつて「人間革命は現代の御書である」と言った副会長がいたが、書かれている内容は果たして全て真実なのであろうか?

山本伸一の入信に至る経緯が事実とは違うという指摘がある点。初めて参加した会合に戸田会長がいて感銘を受けて即興で詩を披露して、自ら入信を決意したと記述されている点。実際には初めて参加した会合には戸田会長は出席しておらず、当時の教学部長(小平芳平氏)から折伏を受けたらしい。しかも頑固で入信に至るまで時間がかかったらしい。

昭和31年の国政選挙の件で、山本伸一が取り調べを受けた時、自ら大阪の警察に行って出頭したと記述されてる点。 実際には東京の自宅にいる所に警察がやってきたようだ。

幹部の退転の理由も果たして書かれている通りなのだろうか?例えば石川幸男の退転の経緯も真相はどうだったのだろうか。『観念的な信心で現場を軽視する』的な記述をされていたが真実は果たしてどうだったのだろうか。

私も昔は書かれている事が全て真実であると疑わなかった。今の創価の活動家も同じく全てが真実と信じて日々拝読しているのである。これが創作部分も混じっていると気付けばショックを受ける会員も多くいるだろう。フィクションなら「この小説はフィクションです」と明記して欲しかった。

重要なのは、組織の打ち出し内容を正当化させる為に、小説の一節を会合や指導で引用されている点である。もはや御書よりも人間革命の方が比重が大きくなっている。しかし、フィクションの小説の理想を、活動の根本原理とするには無理があるのではないだろうか。


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